子どもの教育費、住宅ローン、自分たちの老後…。父親として家族を背負うほど、将来への「漠然とした不安」が頭をよぎることはありませんか?
その不安の正体は、多くの場合「お金がないこと」ではなく、「あとどれくらい、いつ必要になるかが、”見えていない”こと」です。
この記事は、読むだけの記事ではありません。会員の皆さんだけに、具体的なステップと、すぐに使える「特製テンプレート」をご提供します。
パパが主導して、家族の未来を「見える化」する実践的なワークショップです。このワークが終わる頃には、あなたの不安は「具体的な目標」に変わっているはずです。
【準備】なぜパパが作るのか?
家計の管理は、ママが担当している家庭も多いでしょう。しかし、このワークの目的は「節約」ではなく、家族という船の「未来の航路図」を描くことです。
長期的なキャリアプランや、大きな買い物、資産運用など、家族の未来戦略を考える上で、パパの視点は不可欠です。
家族のCEO(最高経営責任者)として、わが家の未来を設計する。これこそ、父親の最も重要で、クリエイティブな仕事です。
準備するもの:
- 妻とゆっくり話せる時間(最低でも2時間)
- 大きな紙(もしくはホワイトボード)と、色の違う付箋
【Step 1:現状把握】わが家の「現在地」を知る
航路図を描く前に、今いる場所を確認します。
ワーク1:ざっくり資産マップを作る
難しい家計簿は不要です。「だいたい」でOK。
- 「貯金・投資(NISAなど)」「保険(積立型)」「不動産や車」といった「プラスの資産」を書き出します。
- 「住宅ローン」「車のローン」といった「マイナスの資産」も書き出します。
ポイント: ここで落ち込む必要は一切ありません。これは健康診断と同じ。現状を把握することが第一歩です。
【Step 2:価値観の共有】わが家の「コンパス」を作る
未来設計で一番重要なパートです。「何にお金を使いたいか」という家族の価値観をすり合わせます。
ワーク2:家族の「大切にしたいこと」リストアップ
パパとママ、それぞれが付箋に「家族でやりたいこと」「お金を使いたいこと」を、思いつく限り書き出します。(例:年1回の家族旅行、子どもの習い事、趣味、マイホーム、健康な食生活)
書き出した付箋を壁に貼り、なぜそれを選んだかを、お互いに発表し合います。
ワーク3:「わが家のTOP3」を決める
お互いの価値観が分かったら、「これだけは絶対に譲れない」というTOP3を、夫婦で話し合って決めます。(例:1位 子どもの教育、2位 家族旅行、3位 快適な家)
ポイント: パパは「車」、ママは「教育」など、ここで初めて価値観の違いが見えるかもしれません。それを知ることが、このワークの最大の収穫です。
【Step 3:未来の設計】「10年ビジョンマップ」を描く
いよいよ、未来の設計図(航路図)を作ります。
ワーク4:ライフイベント年表の作成
(ここでテンプレートが登場) 横軸に「1年後」から「10年後」までの年数と、その時の「家族の年齢」(パパ 40歳、子どもA 10歳…など)を書き込みます。
ワーク5:未来のイベントを書き込む
- まず、「確定している未来」を書き込みます。(例:子どもA 小学校入学、子どもB 中学校入学、住宅ローン完済予定)
- 次に、Step 2で決めた「わが家のTOP3(やりたい未来)」を書き込みます。(例:5年後に家族でハワイ旅行、7年後に車買い替え)
ワーク6:お金のシミュレーション
書き出した各イベントの横に、「いくら必要か」をざっくり書き込みます。(例:小学校入学準備 30万、ハワイ旅行 80万、車買い替え 300万)
ポイント: これで、「いつ、何に、いくら必要か」が初めて”見える化”されます。
【Step 4:行動計画】わが家の「最初の一歩」を決める
ビジョンマップを眺めながら、「じゃあ、今から何を始めるか」を決めます。
ワーク7:わが家の「最初の一歩」宣言
- 「このままだと、5年後の車買い替えが厳しい。だから、パパのお小遣いを見直して、月1万円NISAを増額する」
- 「教育費のために、ママのパート収入の一部は、手を付けない専用口座に入れる」
ポイント: 大きな目標は不要です。明日からでも始められる「小さな、具体的な一歩」を決めることが、このワークショップのゴールです。
まとめ:不安は消え、「地図」が手に入った
ワークを終えた今、あなたの心にあった「漠然とした不安」は消えているはずです。
それは、暗闇を手探りで歩いていた状態から、「わが家だけの地図」を手に入れたからです。目的地とルートが分かれば、あとは前に進むだけ。
このビジョンマップは、一度作って終わりではありません。年に一度、家族で見直す「わが家の羅針盤」です。
父親として、この羅針盤を更新し続け、家族という船を幸せな未来へ導く。それこそが、パパの最高にやりがいのある役割です。


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